中小企業診断士不動産コンサルティング研究会で講師を務めました
中小企業診断士で構成される不動産コンサルティング研究会の8月の勉強会に講師として参加させて頂きました。
不動産鑑定士は土地・建物の「新規賃料」や「継続賃料」の鑑定評価業務のほか、賃料増減額請求に係るコンサルティング業務を行っております。私がこれまで賃貸人であるビルオーナー様や、賃借人である企業様、代理人である弁護士先生の方々と共に取り組んできた多くの経験を踏まえ、不動産鑑定士が現場で何を考えどう評価しているか等、これら不動産鑑定士の賃料評価業務について紹介させて頂きました。
賃料問題については、昨今の建替え問題やコロナ問題とも関係し、診断士の方々の関心の高さがうかがえました。コロナ禍において賃料問題を抱えている中小企業は依然として多いと考えられます。そのため賃料改定に係るコンサルティング業務のニーズは今後も高まっていくと考えられますので、診断士の先生方と共に取り組んでいきたいと考えております。